10ヶ月でケアマネにる為の日記 今日どんな勉強をしたかなど書いていきます 絶対通るぞ!!!

2011年02月15日

介護保険制度導入の背景③

社会にとっての介護問題


家族が寝たきりなどになり

家族介護のために、働き盛りの中高年層の人たちが

退職、転職、休職等を余儀なくされ

それまでの社会生活をやめないといけない人が多くなっている

介護者の75%が中高年の女性が行っていることも問題だ


このような社会全体が負担している介護費用は

社会保障給付費にあがっているものだけじゃなく

見えない費用が家族、企業、さらに高齢者本人が負っている


今まで高齢者介護については

老人福祉、老人医療などの制度がうまく連携をとれないままに

個々で対応して来た為、利用者の手続きや負担に格差や違いが起こっていた

そのため一般病院に長期に入院するような(社会的入院)こともしばしば見られた

今までの「措置制度」のの問題点

①市町村がサービスの種類、提供機関を決めるため、利用者がサービスの選択をすることが出来ない

②所得に応じた費用徴収の為、所得調査がある。そのことが利用に当たって心が痛む

③市町村指導の委託によるサービスが基本の為、競争原理がなく、サービスの質が落ちる

④本人と扶養義務者の収入に応じた利用者の負担(応能負担)となる為、中高所得者はきつい負担になっている


まあ、色々行き詰って変えないといけないんだよね、ってとこまで来てしまった。

そこで介護保険が出てきますそれは次回





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Posted by おばやし at 08:52│Comments(0)基本視点
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